みなさんこんにちは。
今回は、虫なのに可愛い、蜂なのに可愛い、丸くてコロコロモッフモフ!な昆虫界のアイドル『クマバチ』についてご紹介します。
可愛すぎる『クマバチ』の生態
丸いカラダにモフモフの毛、ペンギンのような愛らしい顔、小さな翅(はね)で必死に飛んでいる感じが可愛すぎるとネットでも大人気、皆に愛されているクマバチの生態に迫ってみましょう。
名前
クマバチはミツバチ科クマバチ属に属する昆虫の総称です。
地方によっては、クマンバチとも呼ばれます。
キムネクマバチをクマバチと呼ぶことが多いようです。
性格
体が大きく、羽音がブゥーンブゥーンと強烈なため、危険なハチだと誤解されていることが多いのですが性質はきわめて温厚です。
クマバチのオスについて
- クマバチにまとわりつかれた
- 突進してきて追突された
など、クマバチで怖い思いをしたという方がいらっしゃるかもしれません。
確かにクマバチは人間に突進してくることがあります。が、彼らには攻撃の意思は無いのです。
人間に近寄ってくるのは、ほとんどオスです。
これはオスの習性によるもので、オスは周囲の動いているものを見ると、メスかどうかを確認しないと気が済まないという習性をもっています。
つまり、クマバチが近寄って来たとき、あなたはそのクマバチに「可愛い女の子かな?」と思われているのです。
また、オスのクマバチは毒針をもっていないため、刺されることはありませんのでご安心ください。
クマバチのメスについて
オスは針が無いため刺すことはありませんが、メスは毒針をもっています。
しかし、温厚な性質なので、巣に近づいたり、脅かしたりしなければ刺すことは滅多にないそうです。たとえ刺されても重症に至ることは少ないようです。
オスとメスの見分け方
オスには複眼の間にペンギンのくちばしのような黄色い模様があります。
メスには黄色い模様はなく、メスはオスよりも少し怖い顔をしています。
飛行方法
こんなコロコロしてモフモフした生き物が航空力学的に飛べるわけはない、なぜ飛べているのか?とクマバチの飛行方法は長い間、大きな謎とされてきました。
科学者の間では
「彼らは飛べると信じているから飛べるのだ!」
という説が大真面目に論じられていたというまことしやかな話があります。
私は「飛べると信じているから飛べる説」の方が好きですが。
クマバチの可愛い写真
飛翔するクマバチ
一生懸命飛ぶ姿が可愛らしい。
アニメや映画の乗り物っぽい。「さあ僕にお乗りよ!」と言っているように見える。
クマバチ正面
常に前向き。わき見飛行はしない(できない)。
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